どうも。佐藤です。
最近、全身の筋力低下が著明な認知症の患者様の治療に伺っています。
ほぼベッド上の生活で、何とか下肢の軽度屈曲と伸展ができる程度の筋力が残存している状態。
褥瘡もあるので、座位になったり体位変換がスムーズにできるまでに回復できれば
ご家族の介護負担も減ると思われる状況。
でも患者様ご本人が全力でマッサージ、リハビリを拒否!
ひたすら眠っていたいとのこと・・なんてこった・・
入院していた病院でもリハビリを嫌がって退院してきたそうです。
ただ、このままだと近いうちにご家族が疲れてしまいそうで何とかしたい・・
そこで、普段は患者様ご本人の意思を尊重する僕ですが、今回はご家族の思いを汲むことにしました。
多分、僕が匙を投げてしまうとこれから先、ご家族の介護負担が増える一方です。
大それたことですが、これから訪問リハビリのPTさん等が入っても早々に利用中止になると予想されるので、僕がご家族にとってもご本人にとっても最後の砦だと勝手に感じています。
僕は何を言われても特に気にしない性格なので、多少暴言を吐かれても頑張って関わって、ご本人に「こいつは敵じゃない」と認識して頂けるように根気よく付き合っていきます。
私生活では割とイライラする事も多い僕ですが、患者様には何を言われても不思議と
全然へっちゃらです。
ご本人も、少しずつ身体が動くようになれば考えも変わってくるかもしれません。
幸い、ご家族のご理解は頂いて治療に当たれているので、これからいろいろと工夫して患者様に受け入れて頂けるよう頑張ります!!
不適切かもしれませんが、こういうケースはけっこうワクワクします。
自分が何か変えてやる!やってやるぞー!!
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